2014/03/29 Sat
久しぶりにヌードクロッキー。
「観る」と「描く」の境界はどこだろう。
「線」と「影」の棲み分けはどこだろう。
じっくり観て、そしてゆっくり描く。
作業的な動きはもう無意味さ。その先を、もっと澄んだ高さを。
・・・・・
気付いたら、モデルさんがぐっすり眠ってしまっている。
そっとしておこう。
2014/03/11 Tue
最終日、今回飾られたの子達のアタマを、ひとつひとつ撫でてやる。
たくさん覗き込まれても、そのままでよく頑張りましたね。
僕は会場に居座りながら、あ・・・今回で最後かなと感じる。
描くスタンスが変化してから、自分の求める手応えも
大きく変化していることに気付く。
これからは、しなやかに大きなストロークで動いて、
社会の流れるエネルギーのなかの元気な細胞のひとつになろう。
どういう方角へ行こうか、思案しつつ
描きたい絵は、今までになく溢れている。
いつかまた個展をする時が、
楽しみだ。
2014/03/03 Mon
明日はもう搬入、今日はたくさん描いた子ども達を並べて、
汚れた顔を拭いている。よくまあ、遊んで泥んこになっちまって・・・
よそ行きの新しい服と革靴を履かせたりしていたよなぁ、と振り返る。
知らない土地で知らない人々に覗き込まれても、そして嫁いでいっても、不憫のないようにと。
・・・・・
今はただ、顔を拭いてあげてるだけ。
そのままで、いきなさい。
それがいちばんおまえらしいからさ。
何か言われても、いちいち気にするなよ。
さ、胸を張っていきなさい。
個展自体は、正直言うと、もうどうでもいい。こんな気分は初めて。
ひとりずつ、子ども達のおしりを軽くポンと叩いて、
「ダイジョウブ、じゃあサヨナラ」と
送り出してあげている。
2014/03/01 Sat
どうやら、風邪ではなかったみたい。
少年の自分と合体してたから、熱が出たのでしょう。
いくつもいくつも
作品が生まれてきている。
とても自然に。