Dec 2018

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銅版画でカレンダーを作ってみようと。
凹版だから、インクを刷り込んで拭き取って、ようやく1枚。
もうこうなったら、文字も全部手書きにしよう。

オリジナル1点モノのカレンダーが、完成。
わりと気に入っている。








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久々に油絵具に戻ってみると、その便利さにびっくりする。
あらら・・・これは、どうにでもできる。油絵ってすごい。

行ったり来たりが、たぶんイイんだと思う。

新鮮な気分になれるなら、物忘れも才能のひとつですね。








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額のなかをロフトの部屋に。立体の絵画。箱庭ですね。
豆電球を仕込むと、さらにぐっと雰囲気が出てきた。

夕方、子ども達がアトリエに来て、開口一番「最近パパ、絵描いてないね」
まあ、いいじゃない。創造の脳は活発に動いてるのだから。

作業台の押入れは、カオスと化してきている。







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ランタンも出来上がったので、次は・・・これなんだろう、店か。

1枚だけ絵を飾ってるギャラリーにしよう。露店ギャラリー。
劇中劇ならぬ、作品の中の絵画って好きだし。

1枚だけっていうのが、潔い。
まだ途中段階、この男を売人にするか画家にするか、迷っている。







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ふと、家のカタチをしたランタンを作りたくなった。
木片と割箸と紙粘土。

作りながら思ったけど、これライフワークになりそうな予感。
絵画やイラストや銅板やアニメーションが、これから何かひとつに繋がっていくような。

もともと、まわりのゴミや木片を作品に昇華させるのが得意だし。
なんか、いつまででも続けられる。

ランタンとか時計とか人形とか、これからたくさん作ってみよう。







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銅板の腐食時間をたっぷり取ることにした。20分以上。
インクを拭き取る段階で、絵の印象が大分変わってくるので、布も大事。

10作品目くらいになって、だんだん仕組みがわかってきた。

でも良い絵を描くのがいちばん大事、というところは、やはり一緒。

さてさて・・・







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あい・ぽーと麹町で、クリスマスコンサート。
今回の音楽絵本は、親子の食いつきがいいですね。泣く子もいなくて、じっくり観てもらえた。
プレゼントのカレンダーも間に合ったし、ホッと一安心。

・ ・ ・ ・ ・

帰りの電車はまったり。音楽を聴きながら全く別の構想を練る。空想や妄想が得意なのだ。
アトリエでまた、どっさりと広げよう。








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銅版画を、堪能している。もちろん難しい。
次から次へと描いては刷りながら、ニコニコ頷いたり首を捻ったり。

油彩画、イラスト、アニメーション、音楽絵本、銅版画・・・
それぞれ容器が違う。ものの伝わり方が。
ここ鈍感だと、もうアウトなので。敏感に厳密に。

う〜ん・・・







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プレス機が到着。とにかく重たい。そこが実にたまらない。

何事も手探りでやるのが、僕のクセ。画材屋の店員がくれた1枚の説明書をたよりに研究。
銅板にグランドを敷いて、ニードルで絵を描き、腐食液に浸ける。その溝にインクを塗り込む。

引っ掻いて描くのって、筆と全然違う。不自由なのでおもしろい。

ローラーをゆっくり回して刷り上げると、完成。
・・・なーるほど。







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小倉・井筒屋のギャラリーで個展。広くてキレイに展示してもらっていた。
何から何まで、本当に有難く感謝です。

でも・・・やはりデパートには僕の絵が合わない気がする。
今年は静岡と2回もやって頂いたけど、直感でそう感じる。
オーナーにも正直に伝えて、いろいろと今後のことを話し合う。


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最終日の夕方「ではそろそろ帰ります、お世話になりまし・・」という頃合いにモデルさんがサプライズ来場。
これは、嬉しかったですね。