2024-04-21'

最終列車も、そろそろ終点に近づいてきた。

細かく丁寧に手を入れれば入れるほど、そこに愛着が湧いてくる。
まあ・・・時間がすごく掛かっちゃうわけだ。

でも、この3人目の子。とても気に入ってる。








2024-04-15

もし、人生の最後に走馬灯のようなものが流れるとしたら、

こういう列車の窓から眺めてる感じかしら・・・という絵動画を作ってる。


作りながら「まじで地味だなぁ・・・」と、己を痛感する w

ま、それもまた悪くないかな。







P1058142

大蔵院から御朱印帳が届く。

インクと印刷所の特性を考慮して、思い切って白龍にリデザインしたやつ。
うん・・・こっちもなかなかいいね。


それにしても、日中の陽射しが強くなってきた。

また、夏がやってくるのかしら・・・







2024-04-10

うん、ようやくまた作りたい気分が戻ってきた。
せっかく人生道楽で作ってるモノだもの・・・仕事にしたら、全て台無し。

〜 〜 〜 〜 〜

先日、歩さんのパントマイムを愉しみ、そのあと皆で大いに呑んだ。

道楽アニメーション作ってることを、演出家に報告してみたところ、
「もし元さんが、独りニヤニヤして作れてたら・・・間違いないですね」

そこでハッと我に帰る。

すっかり忘れてた・・・。いちばん大切な、ニヤニヤを w







micromegas

およそ300年前に活躍した哲学者・小説家のヴォルテール氏。
昔の小説って、結構ぶっ飛んでる話が多くて面白い。

シリウス星の哲学者「ミクロメガス」と土星の哲学者が、旅を共にする。

土星人が嘆きながら呟く、
「我々の寿命はたった1万5千年しかないのです。なんたる短さや」
ミクロメガスは言いにくそうに、
「我々は貴方たちより700倍長いのですが、それでもまだ時が足りません。
私の天体より千倍の寿命がある住人達でさえ、同じように嘆いてましたよ」

・・・なんか、鼻血出そう。数十年の地球人は、そりゃ忙しいはずだわ。

〜 〜 〜 〜 〜

地球に降り立った巨大な哲学者たちが、最初に発見した生命体は、クジラ。
もはや、地球人は顕微鏡でしか見えないのでした。







P1058119

徐に大きく筆を走らせてると、なんだろこれ・・・バルビゾン派?
もしくは、アルノルト・ベックリン?

いや、実は・・・宇宙船を描いてるところ。


いやいや、星間移動で樹ムキ出しはアウトだろ、とか
そもそも動力機関と燃料はなに、とか

問うてくる心の声に蓋をする。高次元文明には、愚問でしょう。


そろそろ、こういうのが地球にスーッと飛来してもイイんじゃないかな。







Kin-dza-dza

夜中に、ふと思い立って「不思議惑星キン・ザ・ザ」を観る。

ソビエト時代の古いSF映画。これがまた・・・ヘンテコで超面白い。
夜中に何度も吹き出してしまう。

でもなんか・・・宇宙の捉え方が、量子力学を踏まえた今っぽい感じも。

あと、目上の種族にする挨拶の仕方が、最高。

翌朝、家族に一所懸命やってみたけど・・・案の定、ぽかんとされる。







2024-03-16

4月のイラスト、どうしようか・・・

とりあえず、絵を切り抜いて画面上に並べる。・・・あ、見えたっ。


2024-03-16'

わしわしと、ひたすら塗ったり消したり・・・

何を描くか、実はこの段階では全然決まってません。

「見えたっ」は自分を煽るための合図なので、声に出すことが大切。


2024-03-18

ようやくカタチになってきたので、ここで一呼吸。

さらに細かい作業をあと半日やると、イラストが仕上がります。

たぶん。







P1058082

このところ、PCばかりだったので、少し緊張気味に筆を取る。

欧州の港町・海のオトコ・酒・・・という注文を受けたので、描き始める。
なかなかヘンテコで良いテーマだ w

〜 〜 〜 〜 〜

昨今の生成AIの加速は凄まじいから、注文製作もそう末長くないだろね。

ただ、手描きの僕の唯一の強みは、テーマ以外の要素が、分厚いところ。
回り道ばかりの人生ゆえに、無駄で雑多なストックがもう膨大なのだ。

テーマと関係ないところ。そこが、ウリという・・・







2024-03-09

「予定表」というものを、どうも立てられない性格。

一歩登ると、そこから見える景色で、コロコロと考えが変わっちゃうのだ。
制作予定の作品ストックが沢山あるのに、がさっと奥に追いやってしまう。

今は4作品を平行して作ってるけど、どれも出来たてのアイデアばかり。

たぶん・・・

またひとつ作り終えたら、3つを遠くへ飛ばしちゃいそうでコワイ。







2024-03-03

2作目が完成し、久しぶりに喫茶店で静かに読書。
読了して、パタムと本を閉じると・・・ふっと3作目のタネが発芽する。

枯れないうちに、急いで帰宅。せっせと水やりをする。

なんだろ・・・すっごくヘンテコに育ってきたぞ。


本の内容と、1ミリも被ってないとこが、またイイと思う。







2024-02-27

するっと生まれてくるかと思いきや、これがまた・・・

1週間積み上げたものを、とりあえず倉庫に仕舞って、机を更地に。
もう捨てて全く別の作ろうかと思ったけど、やっぱりね。

〜 〜 〜 〜 〜

ずっと続けていると、大したもので、突然ふっと糸口が見つかる。
あんな子が欲しかった・・・は傲りでしょう。流れに身を任せて。

一度掴めたら早い。そして徹夜も楽しい。

もうすぐ生まれます。







2024-02-20

鍼のおかげで、凝りもだいぶ解消してきた。

今のうちに、たくさん作り込んでしまおう。
次作は、幾重にも操られ続ける人々の姿。ずっと前からやりたかった世界。

とはいえ・・・気持ちが入りすぎると、変に力んで重くなってしまうから、
ちょっと、深呼吸。

〜 〜 〜 〜 〜

妖艶で陰鬱な世界を、むしろ明るくコミカルに表現出来たらいいな・・・
その方が、ずっと怖いし。







2024-02-17'

ちょっと気分転換に、3月のイラストを2枚。

風物詩はもうネタ切れなので、今回は「ピンク」という色だけで。
昔はほとんど使わない色だったけど、今はワリと好きだ。

小学生の頃、ピンクというのはやはり女子の色だった。
そんな色のタテ笛袋や弁当袋を男子が持ってるだけで、アウトな時代。

まあ、ヘンな時代だけど・・・そんな幼少の記憶って意外と大きいかも。

もう今は、平気。
ピンクのTシャツ着てるおっさんを見ると、おっいいね〜と思う。

ロゴやアクセントに少しブラックが入ると、途端にカッコ良くなるし。







2024-02-15

ここ数日、ず〜っと部屋に篭って作ってたアニメーション。

ようやく第1作目が、完成。
・・・長かった w


純粋に、自分から作った動画としては、これが初作かも知れない。
なんだか、嬉しい。

これから初夏まで、毎週1作ずつ作り続ける予定・・・大丈夫か?