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ツアーの仕事で、東ヨーロッパからロシア近辺を回っている・・・
という壮大な夢を見た。

ママ友のひとりが、賄いで出された牛タンのトマト煮込みに文句を言い、
現地スタッフとちょっとした問題に。そんな悪くない味だけどなぁ、
と思ったところで目が覚める。

久しぶりに油絵を描いたので、脳がぐるんと動いたのかな。

確かに牛タンはパサパサしてたよ。
でも足るを知るだ。心を広く持って、世界を歩いていこう。

というか・・・何のツアーだ、これは。






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裕さんのライブを客席から観る。

CD音源はずっと聴いてたけど・・・
生演奏だと、作品が内包してる「うねり」がグ〜ッと表に出てくる。
すごいなぁ・・・良質なミュージシャン達って、魔法使いのよう。

蜘蛛の糸も、ステージで初めて聴けた。
これはアニメーション作りに、ぽわっと火がついたね。


会うと、人って動き出す。

人間って、そういう生き物だよなぁと、再確認。






2021-06-16''

そろそろサイトをリニューアルしようと、少しずつ弄り始めてる。
使ってるソフトが10年前のもので、なにかと不便なのだ。

ゆえに、イチから作り直そう。更地から建て直し。


まずギャラリーページを、なんとかせねば。

サムネイルを実寸倍率にすると、えらく手間。照明も手描き。
でも相対的な大きさってやはり重要かな、と。絵ってそういうもんだし。

いつもの個展会場で、静かに絵を鑑賞してるような感じにしたい。

でも・・・どうやってコーディングするんだ、コレ。
道のり長し。







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久しぶりに表参道へ行って、館内デザインの続き。
利用者も徐々に増えて、軌道に乗ってきてる空気が漂う。嬉しい。

スタッフが優秀なので、細かいところはお任せして、大きいところだけ。
夕方までひたすら集中。


しかし・・・近隣に何処もおつかれビールを出してくれる店がないね。
仕方なく、トボトボ長い電車に乗って、まっすぐ家へ帰る。

こんな続いたら、皆まっすぐ帰宅できるけど、心は曲がっちゃうよ。





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昔、留学先の教室で、隣席のユーセフ君に質問された。
「ゲン、ジャポンってどこにあるの?」

中国の下だよ、と教えると彼はフィリピンあたりを指差した。
まじか・・・と思った。

でも「僕の国はモーリタニア」と言われ・・・オレこそ、まじかと。


あれから25年も経ったけど、今こそ世界の国と位置を、全部覚えようと。

まずは、西ヨーロッパ。もう描くしかない。






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そういえば・・・立体で人体って作ったことなかった。

じゃあ作ろう。できるだけしっかり作ってみよう。
すぐわかったのが、粘土の消費量が凄い。身体って、そういうことか。
いいスタイルって、そういうことか・・・


ルーヴルとかにある大きな彫刻って、どんだけ粘土使ってるんだろう。
いちばん好きなのは、リュクサンブール公園に佇むメディシスの泉の彫刻。

いつか、大きいの作りたいなぁ・・・






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挿絵の作業も大詰め。
夜中の静寂がとても親密に感じる。難しいけど、心地良い時間だ。


延暦寺の浄土院にひとり、侍真(じしん)という僧がいる。
侍真僧になるためには、好相行という厳しい修行を経なければならない。

何でも、仏様の姿が見えるまで永遠と続けるらしく、しかも自己申告制。


見えたっと軽々しく筆を動かすと、嘘でしょ〜と、もうひとりの自分。
自己申告って、厄介なのだ。

寝たっ。今寝てたでしょ〜?ともうひとりがうるっさい。







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額縁専門店で、額装のオーダー。

これは画家じゃなくて、アートディレクターとかデザイナーの分野だね。
1回悩むと答えが永遠に出ないので、直感と瞬発力が大切。

頭からどんどん決めていったけど、枚数がアレで、気づくと2時間経過。


発注し終わってホッとしたのかな。
帰りに寄った立ち食いそば屋で、急にウトウト・・・

かき揚げ天そば。もう食べ慣れてるから、半目でも完食。







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久しぶりにカフェで本の挿絵仕事。しかもかなり急ぎだ。
こういう難しい作業は、カフェがいちばん。

自分の心の弱さは、よ〜く解ってる。
だから逃げ道をなくした空間の方が、逆にラクなのね。

テキパキ進めてると、ふと通りすがりに僕に頭を下げるご年配。

なんだ・・・


よくわからないけど、昨日もスーパーでお婆さんがまっすぐ綺麗な目で
「遊行寺でしょうか?」と近所のお寺の名を言ってきた。


だから、僕は坊さんではありません。







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個展が、無事に終了。

いろんな方々と絵を通して、深く対話が出来たような気がする。
そしてこういう時期でもあり、ひとつひとつが濃かったと思う。

その時、その空間でしか、味わえないものだから。



・・・さ、アタマを切り替えて、片付け開始。

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助手たちも慣れてきたのか、搬出作業が抜群に早い。業者か。
キャラバンに積み込み、高速を飛ばしてアトリエへ。再び荷下ろし。

ようやく、終わった・・・

開放感に包まれるも、お店が一件も営業してないというトラップ。
仕方なく家に帰って自炊。余力ゼロの乱雑トマトパスタで乾杯。充分だ。


絵を支えてくれる方々へ、心から感謝しつつ。








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個展という行為って何なんだろう・・・という長年の問い。
やればやるほど、ホントに解らなくなってくる。

連日、帰りの夜道をてくてく歩きながら、自問。

でも先程、急にふわっと良い例えが降ってきて、スッと腑に落ちる


あぁ・・・そうか。なるほど、と。
苦笑しながら、三度頷く。

続けていると、いろんな段階があるのねぇ・・・


明日で終わりです。








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雨にも関わらず、たくさんの方々が来廊。

絵を媒介にして、おしゃべりをする・・・って、僕でさえ非日常だ。
ゆえに、いろいろと発見があって、とても有り難い。

絵の配置を変えるだけでも、印象がふわっと変わる。
服装や髪型ひとつで、人相ががらっと変わるように。


余談だけど、お坊さん以上にお坊さんっぽい、と何人かに言われる。







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本日、待望のCDがリリース
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はたけやま裕
『You's Literary Notes』
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内容のぎっしり詰まった秀逸な作品集。是非!


今日は、雨がしとしと。静かなギャラリーで、物思いに耽る。
そろそろ配置とか作品を変えてみようかな・・・

結局いつも、最終日までごちゃごちゃやるんだよね。








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さて・・・
ゆっくりとタイトルを貼ったり、コトバを考えたりしよう。
個展ってそもそも何なのか、を冷静に考える時間。

と、タカを括っていたのだけど・・・
友人や知人がどしどし来てくれて、気付いたらもう閉廊時間。

そそくさと退出。写真もこれしか撮ってないし。


個展って・・・大切な人々に会える稀有な機会。

ということだけは、わかった。







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キャラバンをレンタカーして、よっこらしょと搬入。

赤レンガ倉庫で展示してた時期もそうだったけど、
馴染みになった空間って、一年越しでも久しぶり感が全くないのね。

というか、あの日の続きをやってる錯覚に陥る。1週間振りという感じ。

・・・ボケてきただけかも知れない。


明日から展示してます。ぼ〜っとしに来てください。

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蒲原元 絵画個展 
弘重ギャラリー
5月18日(火)〜23日(日) 11:00〜19:00
(最終日は17:00まで)
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