Mar 2022

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大きいやつに、ようやく筆が入る。
旅から戻ってくると、いつも話が早い。

・・・ん、なに待っとるん?しゃっといこか。
明るくて元気な関西女子風の天使が、ぶんぶん飛び回っているのだ。


・・・相変わらず、どんな作品になるのか全くわからない。

この子は、ワリと人通りの多いところに1ヶ月間、飾られることになる。









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半分寝てる状態の修行をしてたら、うっかり寝てしまった。
せっかくアトリエなのだから、動かんと。

絵を描くつもりだったけど、自然と手が立体の方へ。
鑿でひたすらカンカンコンコンと彫り続ける。

・・・なんだろう、すごく気持ち良い。


本当は彫刻家だったのかしら、と心配になるくらい。






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無地から描き始めることに、慣れてない。

慣れてないことをするのが、最近の流行りだ。
自分の経験と技術を、もうどんどん忘れて軽くしてこう。


ほらね・・・

ウロウロ歩きまわってるだけで、もう日が暮れてきたよ。






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暖かくなったり、肌寒くなったり。

風が吹いて、本のページが捲れたり、スカートがふわっとなびいたり。

春なんです。







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落書きなのに、難しい顔してやるのは、如何なものか。
逆に、ニタニタしながら本描きしてるのも、ちょっと気持ちワルイ。

あと、泣きながら描くのも・・・ないな。


まあ、どんな顔しててもいいんだけどさ。







2022-03-13

Emaさんの澄んだ歌声と、チェン・ミンさんの憂いのある二胡。
なにより、裕姐さんの新曲にまた、やられてしまう。

金子みすゞの言葉に、紡がれる3曲。どれも透き通った天然石のよう。
これはもう、アニメーションを添えて、みんなのうたにして残さないとっ

と・・・つい口から本音が出てしまう。ああ、仕事がさらに・・・


まあ、仕方ない。もう流れに身を委ねていきましょ。







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横須賀美術館で、ミロコマチコの展示を観る。
こういう絵に、ずっと憧れを持ってる。どうやって描くんだろう。

「子どもの絵だよね・・・?」と子どもたちの感想。

これって、逆に凄いことだ。



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それから山道を散歩し、偶然見つけた小さな博物館にも入る。

実物の化石や土器と、簡易レプリカが自然に融合して、もう突っ込めない。
専門的なホルマリン漬けや船舶模型もある。いや、試されてるのか・・?


なんか・・・がんばろうって思った1日。







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こんな感じで・・・
ひゅっと友人の部屋に行ける物件を探している。

何か思いついたら、すぐに伝えられる。
借りてた本も、すぐに返せる。

まあ、きっと呑んじゃうだろうから、帰りの跳躍は危ないな。
うっかり別の灯台に迷い込んでしまったり。

でも手元の本を渡して、そこで新しい本を借りちゃえばいいのだ。

グローバル社会って、こういうことだろ。






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自宅待機明けは、自転車をたくさん漕ぐに限る。

買い物を済ませてから、銀行へ。そして高校へ行って入学手続き。
春風が、気持ち良い。

大事な資料が抜けてて、大急ぎでまた銀行へ。そして再び高校へ。

・・・春風とか、もうどうでもいい。


ようやくアトリエで、夕方から静かに筆を動かす。
1時間だけでも、描けるっていいなぁ・・・と思った。






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興味のある本や、心地よい音を聴いたり、映像を眺めたり。

そんな日々を送ってるのだから、自ずと何処か目的地へと向かってるはず。
でも、いざペンをとり無意識に描き始めると、よくわからない世界になる。

今、時間はあるので・・・

こういうスケッチをたくさん描いている。