Jun 2022

2022-06-30

カラコレとカラグレ。波形をいじりながら、映像の色彩を整えていく。

海藻は水に浸して塩抜き、豚肉には塩胡椒、キュウリは水分を切っておく。
下ごしらえは丁寧にした方が、料理しやすいね。

しかし・・・

ここから、どういうメニューにするのかは、もう調理人の腕にかかってる。
「大将、お任せで」というカウンターからの一言、それが全て。

馴染みの客なら、心の込め方や味付けは、いい感じで応えられると思う。

ただ、顔の見えない客って・・・一体、何が食べたいんだろ。







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先日の福岡コンサート主催の方が東京へ来られるので、メンバーと会食。
コンサートが実現できたのは、彼の功績と言っても過言ではない。

鰻をつつき、日本酒を嗜みながら、僕はまっすぐ尋ねる。
見返りを求めず、人のために奉仕する心は、一体どこで培われるのかと。

思い起こせば、僕の絵画も、本当に多くの方の恩恵に支えられて来てるし。

不思議だし、人生のナゾなのだ。


ところで・・・どうしてうなぎって、あんな高いんだろw







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少し前の日記で、画家の本然のようなものに開眼した気になってたけど。
いやはや、そうでもないね。すっかり抜けてしまってる。

気の赴くまま描いてたら、なんだかダークな色彩に。
これが、理想のあの世?・・・いやいや、そんな。

でも今は、こういう色彩の気分なのだ。仕方ない。


ずっと居続けたくはない、でも今夜はここに泊まりたい・・・

とか、あの世でもフラフラやってそう。






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四ツ谷まで、車でゆっくりドライブ。

何ヶ月も紆余曲折してた作品を、ようやくショーウィンドウに無事搬入。
直前の判断で、立体作品はあえて持って行かなかった。せっかくだけど。

絵だけ。

うん・・・いいね。なんか、ファミマとコラボしちゃってるしw


3週間、キミはここで頑張りなさい。親として遠くから見守ってます。

▶︎ YOTSUYA ART DROPS







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ネット上で吊り看板を探しても、ちょうどいいものがない。
・・・やっぱりイチから作るしかない。いっつもそう。

いろいろ試行錯誤しながら材料を組み合わせて、なんとかカタチに。

出来栄えはともかく、ちょうどいいものって、そう巷に転がってない。
いや、『ちょうどいい』って判断する僕のアタマに問題があるんだろう。


昔、なにをどう食べても「おいしい」と云う友人がいた・・・
周りは呆れてたけど、本人は終始ニコニコと幸せそうなのだ。

そんなことを、ふと思い出した。







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どうも、なんかメロウな感じ。
気の赴くままに筆を動かしてると、そうなっていく。

絵って、止まってる世界なわけだから。
無意識に、たぶんこういう世界に居続けたいんだろう・・・


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こっちも動かしてたら、またメロウな雰囲気に。

・・・そうかっ、理想のあの世を描き続けることなのか。画家の本然は。
・・・いや、単に色っぽいものが好きなだけか。


どっちでもいいけど、飾るあてがないね。こういう絵たちって。







2022-06-06

雨のしとしと降る日は、じっと部屋でPV動画編集をこつこつ。

老眼ではないけど、まあ・・・数値の字がちっさくて、ちっさくて。
勘で打ち込んだり。そのミスに素直に従うパソコンて、真面目なやつだ。

「音語りの色」の演目は、実は17曲もある。そんなに作ったか・・・
でも、今後も増えていくだろね。きっと。

イベント・ホールコンサート企画者に向けた、PVとパンフ。







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四ツ谷のショーウィンドウに飾る作品も、目処がついてきた。
立体作品も、これから細部を調整して一緒に飾ろう。

これが、果たして正解の作品なのかは、目処がまったくついてない。

・・・つくかい、そんなもん。


初めての現場は、いつもそんな感じ。