2023/03/30 Thu
バナナはこっちの方が好きなので、前回の絵を修正して、パパイヤに。
・・・うん。良いね、パパイヤ。
このシリーズで、来週また公募展に出そうかと。懲りないなぁ・・・ w
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有難いことに、お仕事でまたいろいろと忙しくなりそう。
ここは僕が踏ん張って、それ以外は元坊に全部捧げよう。
夏は、ウチの犬同様に役立たなくなるから、それまではエンジンフルに。
2023/03/28 Tue
ノーチラス号に乗って広大な海底世界を彷徨ってる。凄い小説だ・・・
偉大なジュール・ヴェルヌ。調べてみると・・・ん、ナント生まれ?
22歳の時、住んでた街だ。ロワール川のフェイドー島(今は地続き)で
幼少期を過ごし〜、とある。毎日歩いてたところじゃない。
おまけに川沿いを少し下流へ行くと、博物館もあるらしい。
ん〜・・・何とも恥ずかしい。全く知らなかった。
なんか、22歳からもう一回人生やり直した方がいいくらい。
・・・いや、やっぱり今のままでいいか。若い頃ってしんどかったし。
気を取り直して、苔や雑草と向き合う。小さな世界を、丁寧に大きく。
2023/03/26 Sun
えっ・・・ピンポンダッシュやったことあるの?
と、夕食時に子ども達が目を丸くして問う。もちろんだ、と胸を張る。
そして成功のテクニックとその時の高揚感を克明に解説して、引かれる。
今や、悪いことをしたらすぐに叩かれる時代。完全にアウトだ。
おまけに現代の子ども達は皆忙しいから、そんなことやる暇もないだろね。
その点、今でもある意味、僕は暇なんだろうな・・・
こんな感じで果物を大きく描いちゃうのって、相当だろう。
一応、ピンポンダッシュよりは、楽しい。
2023/03/24 Fri
サマセット・モームの『月と六ペンス』をパタムと閉じる。
あぁ・・・すごく面白かった。絵描きゆえに、ず〜んと沁みてくる。
特にストリックランド(ゴーギャンがモデル)とストルーヴ(三流画家)
この二人のコントラストが、滑稽なほど見事に呈されてる。
ストルーヴと同じような社会性を持ってる僕自身が、イヤになるのね。
一方、天才で粗暴なストリックランドは、人として大っ嫌いなんだけど、
彼の絵にはもう、畏怖の念を抱いてしまう。
・・・そこが、何とも悔しい。
個展準備中に、こういう本は読むべきじゃないすね w
ジュール・ヴェルヌの『海底二万里』を開く。・・・うん、いいね。
2023/03/21 Tue
独りで部屋に籠って、ペトペトと色を塗ったり拭ったり。
これ以上ないくらい、アナログだ。旧石器時代と同じじゃないか。
もし高度文明の宇宙人が、地球人サンプルとして僕を選別したら、困る。
・・・いやいや、違うんです。地球人はもっと進歩してるんです。
スマホで何でも操作してますし、AIもかなり進んでますよ。
・・・△□○△□○。
・・・そうです、林檎です。えっと、視覚がバグってる訳じゃないんです。
手先も麻痺してないです。一応まあ、好きでやってるというか・・・
一体、地球人がどの文明レベルに評価されたのかは、知る由もない。
つうか、よそでやってくれないかな。
2023/03/19 Sun
だいぶ先の予定だけど、舞台の美術として下見。
久しぶりに下北沢へ来たけど、まあ駅周りが新しくハイセンスな空間に。
オシャレな若者や外国人が行き交うなか、もっさり芝居人たちと坊主画家。
お金稼ぐのがヘタで、目立つのが苦手な、ゆかいな仲間たち。
でもお酒の知識は、それはもう見事なもの。
2023/03/18 Sat
気がつくと・・・眉間にシワ寄せて、しかめっ面。
時間がないとはいえ、大人の僕が前に出てくると、途端につまらなくなる。
プレーキ踏んで、ふ〜っと深呼吸。後ろの座席に戻ってごろんと寝転がる。
今回は余計な口出ししないって決めたからね。
寝転がりながら、口笛を吹いたり。ぼんやり雲を眺めたり。
すっごい度胸と信頼が必要だなぁ・・・この寝転がりは。
2023/03/12 Sun
あ〜・・・、またガラクタで立体作り始めてる。
一旦これやると、しつこいくらい没頭するから、困るのだ。
はやく子ども達を育てないといけないのに、犬猫を沢山拾ってくる感じ。
もはや「癖」みたいなものだから、もう諦めるしかない。
きっとこれは・・・また、店だな。孤独な店長の。
たぶん、魚屋かなんかだな。
2023/03/11 Sat
これから描く作品と未完成作品に埋もれながら、ふ〜っと溜め息。
作品が僕の子ども達だとしたら、およそ赤ん坊から高校生まで実に様々。
全員で高校卒業式を迎える時が、個展初日という感じかな。
今はまだ、幼稚園年長や小学4年生や中2やらが、わちゃわちゃしてる。
学校辞めると言う奴が出たり、大きな赤ん坊が産まれそうだったり・・・
言わずもがな、子育ての醍醐味というか本番は、この「今」である。
この時間を、じっくりと味わうのが、人生の大きな贅沢。
2023/03/09 Thu
2枚とも落選の通知・・・まじですか。
心の内から黒い渦が湧いてきて、それを消し飛ばすのに3日間もかかった。
つうか、自分にまだこんな黒いモノ残ってたのか〜、という方が驚き。
エアコンのフィルターを外したら、知らない埃がごっそり溜まってた気分。
〜 〜 〜 〜 〜
さて、さっぱりしたところで、再び筆を静かに動かし始める。
ん、なんだろ・・・気のせいか、筆が滑らかになってる。
『落選』→『心の黒いモノ吐き出す』
を繰り返せば繰り返すほど、心と絵が清らかになる仕組みなのか?
ヨボヨボ老人になるまで落選し続けたら、もうすっごく清らかに。
2023/03/04 Sat
アトリエの正面壁は、すっごく硬い材質なので画鋲が全く刺さらない。
遮音性の高さは助かるけど、生乾きの作品の置き場には常に困ってる状態。
つい出来心で、キャンバス釘をぽんっと打ってみたら、なんと刺さったw
キャンバス釘って、先端が異様に鋭いのだ。
・・・この喜びは、僕にしかわからない。4年越しのユリイカ。
アトリエが、格段に快適になった。
でも来年辺り、天井が低くて常に困ってる・・・とか言ってそう。