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大型2枚はさておき、個展自体のテーマが何も浮かばないまま2ヶ月経ち、
やっぱ無理かなぁと思ってたところに、ふと・・・

うん・・・、これはイケるかも知れない。


GEN氏に相談する前に、サイズや枚数など大まかな流れを整理しながら、
見取り図に強気で配置していく。まず、こちらが王様にならないとね。

近頃、スケッチブックには絵じゃなくて「言葉」が記してある。







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コパフィールドは、苦難と波乱に満ちた子ども時代を経て、今は青年となり
ローマ法博士会で無事仕事を始める。ホント、一時はハラハラしたよ。

物語の中盤とはいえ、まあ次から次へと展開していく。
憎らしい者、愛おしい人、おかしな連中。人物の多彩さも事欠かない。

若者の、不安を抱きながらも前途洋々な感じ・・・とてもいいね。


僕はといえば、先刻まで友人と居酒屋を三軒はしごして、ほろ酔いの状態。
今はアトリエでひとり、目の前の妄想と戯れてる始末。

始末というか・・・いや、こういうひと時もまた、いいよ。







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外国文学を幾つか読みながら、ふと気になったのが、翻訳の差異。
名作ともなると、訳者違いで3〜5冊は出版されてる。

好きなあの場面をかじりたいな、と本屋で立ち読みすると「?」となる。
訳が違うと、まあこんなにも印象が変わる。もはや別の作品のよう。

困ったね・・・下手したら、原文よりも良い文章とか有りえそう。
まあ、絵の画集ですら全然印象が変わるからね。


GEN氏は相変わらず課題をこつこつと。僕は口出しせずに、眺めてる。







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胡座をかきながら出した課題を、無言で描き進めてるGEN氏。

今のところ、ちゃんと課題に添っててエライ。
でもこれは結構難しい作品。ぜひとも最後まで頑張って欲しいね。


・・・誰に話してるんだ。







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その後も、ディケンズ熱は覚めやらず・・・

「二都物語」から「大いなる遺産」「オリヴァー・ツイスト」と進んで
今は「デイヴィッド・コパフィールド」

なんか、どれも底抜けに面白く感じる。


さて、アトリエでの長い長い胡座時間も、ようやくひと段落。
先刻から筆を動かし始める。

あとはGEN氏に任せることにしよう。







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久しぶりにMZESへ行き、裕姐さんのバースデーライブ。

今まで以上に毎日の演奏が楽しいらしく、瑞々しさが全面に溢れ出てる。
29歳と仰っていたけど、叩く姿はホントそう見える。・・・凄いね。

喬太郎師匠の枕でのコロッケそばが、抱腹絶倒。今度食べよう。


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アリスっぽい感じで始めたら、なんか愉快なのが出来た。

たまに細筆で超小型サイズを描くのも、ワリと楽しい。







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このところ、アトリエで胡座をかいて、あることに専念している。

描きたいものを頭に思い描いて、それを絵に描く。という方法だ。
・・・たぶん、今更なにを言ってるのかさっぱりでしょう。

行き当たりばったりの感覚だけで描いてきた僕には、逆に新しいのだ。

補足すると、課題を出すのは僕で、描くのはもうひとりのGEN氏。


・・・たぶん、もっとなにを言ってるのかさっぱりでしょう。

いいんです。







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カウンターに座って、ウイスキーを注文。
静かにゆっくり舐めていると、隣席に人がスッと腰を降ろす。

「実は、こういうことがありまして・・」と、徐に長い話を語り始める。

僕にとって読書って、こんな感じだ。

相手が英国貴族の執事だったり、南米の村人だったり、第2次大戦中の
亡命者だったり、明治時代の学生だったり・・・

へ〜・・なるほど。そうだったんですか。と相槌打ってるだけで面白い。
だって、しゃべりがホント、巧いんだもの。

誇張や多少の嘘はあるでしょう。でも話を聞いてるこの時間は、現実だ。


話し相手になってくれる絵、というのもいいね。ぜひ描きたい。






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自転車をのんびり漕いで、樹ガーデンへ。

会長と社長にお会いして、ゆっくりとお話し。
お店のことから、社会のこと絵のこと更に宇宙のことまで、話は尽きない。

VIPルームにて、河豚の唐揚げ・クラムチャウダー・和牛ステーキ...etc
ブルゴーニュのオート・コート・ド・ニュイ。なんと幸せな・・・


このカフェレストランが閉鎖になるのは、鎌倉市の大きな損失だね。
市民や客層から、いろいろと動きも出てるらしい。

時間はかかろうと、良き方向へと進んでいくことに多いに期待。


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アトリエに戻ってから、鉛筆でいろいろと構想を練る。
心なしか、線の動きが滑らか。

もっと社会の役に立ちたいなと、ほろ酔いのクセに意気込む画家、ここに。







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「ぴょ〜ん」は毎回、チビーズ達の飛ぶ姿がおっかしくて、笑ってしまう。
心がキレイだから、部屋の空気が澄んでるのね。4回公演も無事終了。

それから電車に乗って西荻窪へ。電車内の空気の、また淀んでることw

ただあやのさんの個展を拝見。
昔、個展でお会いした時は学生さんだったけど、もはや立派な画家。
心の内側を、丁寧に、そして静かに表現している姿に、大きな拍手。

嬉しいね・・・


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中野の乱雑した飲屋街、煙モクモクのやきとん屋で独り呑み。
カウンターで、ふと・・・「山月記」を回想。そそくさと席を立つ。


アトリエに戻ってから、夜中までこてこて描き続ける。

虎になっちゃ、おしまいよ。







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久しぶりにあい・ぽーとコンサート。麹町と外苑前で2ステージ。
やはり皆で協力してイベントするのっていいなぁ・・・、と改めて実感。

おそらく何処もデジタルまみれだろうから、今回は全てアナログにした。

「ぴょ〜ん」も「おばあさんのスープ」でのライブペインティングも、
予想以上の子ども達の食いつき。これは作った甲斐がある。

賑やかでごちゃごちゃ。まるでエミール・クストリッツァの映画のよう。

・・・いいね。







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のびのびした絵を描きたいなぁ、という想いが常にある。

余計な色彩や手数は、少なければ少ないほど、いい。
絵も音楽も物語も。人間もね。

ただ、うっかりしてると筆というものは、すぐ饒舌になる。

いかんいかん・・・


ここは気合入れて、のんびり行こう。







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アトリエの整理がてら、ラック収納の作品群を引っ張り出す。
お、懐かしいなと思ったり。なんじゃこりゃ、と呆れたり。

基本、昔の絵は触らない方が良い。

でも惜しい作品は、ちょっと筆を入れるだけで俄然良くなったりもする。
入れるか踏み留まるか、そのさじ加減が実に難しいのだ。


まあ・・・大体いつも、入れちゃうんだけどさ。

これもクセだ。







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赤って、実はそんなに使わない。
パレットにも普段あまりのせてない色だ。

でも不思議と、使う時は赤だけをどばっと使ってしまうクセがある。

ごく稀にケバブサンドが無性に食べたくなる時があるけど、それに近い。
マヨとハリッサをたっぷりかけて、無心にかぶりつく感じ。

あぁ〜、こんな美味いもん、他にないわ・・・


あるけどね。

とにかく赤には、そういうヘンな魅力と魔力がある。









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大きい絵本を作成する時は、全ページ描いてから最後に綴じよう。
・・・これを作り終えてから、そう固く心に誓う。

人類は、何故か同じ過ちを繰り返すのだ。


気を取り直して、全体をニスでコーティング。放置したまま乾かす。
2回目のニス。そして乾かす・・・

待ち時間の読書が、もう捗ってしょうがない。