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描いてるのは、この僕じゃなくて、もうひとりのなにかだ・・・
というのが、わかってきた。

比喩じゃなくて、リアルにそう感じる。
少なくとも、良い絵を描いてる時は、そいつだ。

この僕じゃない、というのが厄介だし、理不尽だと思う。


でそいつがまた、気分屋ですぐ拗ねたり、いなくなったりする。
頼むよ・・・







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ずっとアトリエで、黙々と。

気がコロコロ変わるので、ゆえに断片だらけ。人生もそんな感じだ。
せっかくの機会なので、まとめる。ファイルにしたら見やすいかなと。


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まとめる作業も、すぐ飽きる。でまた次の断片へ。増え続ける一方。
描いては放っぽり、上からまた潰して描いたり。


こう言っちゃなんだけど・・・

個展よりも、アトリエの途中経過の方が、面白い絵が多いと思う。








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はたけやま裕・最新アルバム「You's Literary Notes」
5月19日リリース。(個展会場でも販売開始)


子ども達がヒマそうなので、ちょっと日記用に写真たのむわ・・・

ごちゃごちゃ3人でやったのち、末っ子の撮ったこの写真が選出。
傍で見てたけど、ほいほいほいっと早くて軽い。


その軽さが、いいんだろな。







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昨日観た、バレエの舞台が素晴らしかった。

「観る」ってこんなに大切なことだったんだ・・・と改めて。
久々に心がぎゅーっと充電されたのか、朝からぐいぐい筆が進む。

モデルさんにあの時の衣装でポーズお願いします、は可能だけど・・・
あえて、しない。僕が観たのは、あの空間のあの表現だから。


事実と違っててもいい。心が捉えてさえいれば。







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アトリエの窓辺に、夕方4時半から5時半まで、西陽が差し込む。
この時期だけなので、まるで配給を待ち望む行人のよう。

で、窓辺に置いてあったライターをしゃっと描いたり。

切り取り方さえ理力を使えば、自動的に絵になる・・・はず。


夕食を作りに帰らんといけないし、地平線の雲がすぐ光を遮るし。
そわそわと独りで忙しい・・・

そこが、またいい。






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実は・・・LIVEが飛ぶと、精神的にしんどい。
越えるべき登山の難所の前で、ふわっとヘリで下山しちゃった感じ。

汗掻けなかったことが、逆にしんどいのね。


さて、気を入れ替えて、今日は絵だけに集中しよう・・・

う〜ん・・・足掻いても逆立ちしても、筆が全く乗ってこない。
俺って、絵描くの下手だなぁ、というとこまでずっと落ちて・・・

夕方過ぎに、海底に足がトンっとついた感じ。


よかった。よくやく描けそう。







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都内スタジオにて、ライブのリハーサル。
裕さん、Keikoさん、maikoさん。お馴染みの素晴らしいメンバー。

新アルバムのリリース記念ライブなので、気合いも充分。
リハ5曲目くらいのところで、裕さんの電話が、突然プルル・・・


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ライブ会場の担当者から、公演中止の報告。ん〜・・・

その後、朗読で岡まゆみさんがスタジオに。その朗読がまた素晴らしい。
結局、最後まで皆しっかりとリハをやり通す姿に、僕は脱帽。

ミュージシャンや役者の方々には、いつも尊敬が止まない。








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PCはこちらの指示に答えてくれるけど、アイデアは出してくれない。

というわけで、左側に折り畳み式の補助机を追加。
ノコギリと蝶番で、ぴったりだ。

行き詰まったら、くるっと左を向いて、紙と鉛筆のなか壁と向き合う。

・・・うん、この方が格段に良いね。


ならば、後ろにも補助机を追加して、ウイスキーカウンターに。

そうなったら、終わりだ。






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地獄を少し離れ、ちょっとアトリエに寄る。
こっそり抜け出したみたいで、逆に筆が進む。変な感じだ。

地獄は難しい。けど極楽はもっと難しい。映像にするのってムリなのか。

今立っているのは人間道。六道の上から2つ目。かなり良い位置のはず。
文句言っててもキリがないので、コツコツやろう。

さて・・・






2021-04-21'

The Little Prince suite に追加された、2つのアニメーションが完成。
残る最後の大きな山は、蜘蛛の糸。ようやく地獄の出番だ。

リュックを整理して、靴紐を結び直しながら、深呼吸・・・
この登山は、心して挑まないと。



2021-04-21''

・・・そのまえに、アルバム用の
▶︎ティーザー動画を作ってしまおう。
音を楽しみながら2時間くらいで完成。ホント、いいアルバム。

さて・・・とリュックを背負って、歩き出す。



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・・・と、メールに「届きました〜」の写真。
注いだ労力が、徐々に形になっていくのって、嬉しい。ついワイン開封。


よし、登るのは明日からにしよ。











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コンポと植木鉢の色合いがすでに良いので、邪魔しないように。
ゆえに、貼っては剥がし・・・が多かった作業日。

やっぱりデザインって難しい。まあ、焦らずゆっくりやっていこう。

〜 〜 〜 〜 〜

夜家に戻ると、注文してた念願のブツが。


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これこれ・・・
ライブでのアニメーション操作を手助けしてくれる、秘密道具。

う〜ん、ソフトとの連動の設定が複雑。でもかなり自由だ。
当然、使い易く調整。でも、逆に超ややこしくすることも可能だ。

格ゲーの必殺技のようなボタン操作で、ようやく動画がひとつ再生。


・・・何がしたいんだ。








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右手の傷が痛むから、もう左手で。奥義「適当」も発動させつつ。

なんだか、おじいさんみたいな動きになってきた・・・
もう動きが全てトロイ、でも迷いなしという。振り返らない気満々だ。
短い時間なのに1枚完成。


3歳だった次男が植木鉢をかぶって活躍してた頃の絵。大幅にレタッチ。
わりと気に入ったので、個展DMの表紙はこれに決定。


・・・と、この直後に描けたもう一枚がイイ感じなので、それに。

じじいは、適当だ。








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次はカフェの壁面。さすがにホワイトのっぺりではマズイでしょう・・・

制約をくぐり抜けるように、再び木目シール。少しずつ慣れてきたかな。
木目でさらに樹を描いてるのが、なんか可笑しい。影もグレイシールで。

いつも3手先くらい・・・見えてるのは。
だからこの先どうなるか、全くわからない。いつもそうね。


しかしこんな進め方を、許して見守ってる周りの度量が、凄いなぁ思う。

僕には、そんな勇気ない。








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ホントは、アニメーションをやるべき。ライブまで時間無いし。
もしくは、個展用の絵を沢山描くべき。あと1ヶ月しかないし。

・・・なのに、いきなり立体作りに没頭。
脇道に逸れ、そしてまっしぐらだ。


十代の頃、ホテルでのウェイターバイト時代を思い出す。
注文だのクレームだのお言付だの、一度に4つくらい抱えて配膳室へ。
祝日で満席となり、厨房も洗い場も怒号が飛び交い、もはや火の車。

そこで・・・ゆっくりと静かに生ビールをジョッキに注ぐ。
じ〜っと泡を見つめる。表面張力。地球の重力。いろいろ考える。

その僅か5秒くらいの静寂が、たまらなく好きだった。


・・・うん、軽い病気ですね。






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仕事の終わりが見えないので、しゃっと抜け出してアトリエへ。

大きなキャンバスをコテコテ。
何気なくラジオを聴いてると、とある建築家の言葉。

時には建てるべきではない、と判断するのも建築家の仕事・・・
おおっ、と膝を打つ。

僕は余計な色やデザインを施してないだろうか。蛇足は禁物なのだ。


でも・・・もし蛇に足が元々生えてたら、普通に長めのトカゲだ。
足が16本くらいある蛇が、野原をうねうね歩いている。

前から3番目の右足と、後ろから2番目の左足を動かしてください。
途端に、蛇はうまく歩けなくなりました・・・

なんか、こんな童話あったような。