Jan 2022

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 【はたけやま裕『音語りの色』コンサート】

 2022年4月22日(金) 開場18:15/開演19:00
 電気ビルみらいホール(博多)
 チケット販売:1月29日〜(全席指定 ¥6,000)
 お問合わせ:
ヨランダオフィス
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コツコツと準備を進めてる企画。
もう少ししたら「蜘蛛の糸」も思い切りグレードアップさせよう。

もともと九州は好きなので、今からとても楽しみ。






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電車に乗りながら、ツルゲーネフを読み終える。
「次は新橋〜」の声と「ベロヴゾーロフ」や「公爵夫人」などが
頭の中で同居してることが、おかしい。


階段や壁に手を入れたので、段々明るくなってきた。

試しに軽い薄焼きレンガを使ってみたけど、コレすごく便利。
室内なら強両面テープでいけるのだ。今度、家でもやろう。


帰りは、ナボコフ。ちょっとクセあるね・・・それもまた、よし。






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生まれて初めて、整体に行ってみた。
パソコン作業や仕事が増えると、左肩から首にかけて痛くなるのだ。

細かい問診を受けてから、身体を診てもらう。
これはまた・・・と先生が笑ってしまうくらい、凄いコリらしい。

ぐぐ〜っと重い指圧をしてから、徐にバキボキッと整え始める。
驚いた・・・ここ数年の霧がサッと晴れた感じ。


アトリエに戻って、軽めに筆を走らせる。風の流れを大事に。






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まず、階段から始めよう。

開設から20年近く、橙のリノニウム。数多の思い出、風格さえ滲み出てる。
側面を木目シールで明るくして、木目調のマルを散らしていく。

採寸して貼るだけで、もう夕方に。今日はここまでにしよう。

〜 〜 〜 〜 〜

帰りの電車は『デーミアン』の頁をゆっくりと。そして読了。
心の奥底が、じ〜んと温まってくる。

目の錯覚だろね、世界が少し透き通って見える。






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ヘルマン・ヘッセを読みながら、溜息をひとつ。
もし若い頃読んでたら、かなり影響受けてたかも。いつもそんな感じだね。


灯台からしばし遠く離れ、筆を執る。

あい・ぽーとリニューアルの際に、壁に絵も設置できることになった

心の柔らかい子どもや親御さんの視界に、絵画があることの大切さ。

ヘタに個展するより、何倍もやり甲斐と責任感があるね。

とりあえず、いっぱい描こう。






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静かにウイスキーを啜りながら、灯台を眺める。

LEDランプを2色、コントローラーでずらしながらフェード点滅

すると・・・かなり情緒的に光ってくれる。

ウイスキーのつまみは、ナッツやドライフルーツが定番だった。
でもこれからは、灯台だね。ピート香の強いスコッチが、抜群に合う。


あと、何やってんだオレ・・・とか、振り返らない。






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取材というか、研究というか・・・

横須賀から船に乗って、猿島へ。無人島だ。
明治から昭和にかけて首都防衛拠点だったので、至る所に当時の名残りが。

時代によって異なるレンガの斑が、とても美しい。苔もいい仕事してる。



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猿島から船に乗り、念願の第二海堡。かつての軍事要塞だ。
ここは海上保安庁が管理してる国有財産なので、上陸にはガイドが必要。


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加農砲の台座がデカイ。薄く「FORT NO.2」と見える。

重機のない時代にこんな海上要塞を3つも作った労力に、脱帽。すごいね。
そして殆どが役に立たなかった、という事実がまた切ない。


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まあ・・・灯台を見たかっただけ、なんだけどさ。

結果的に、面白いものをたくさん吸収してしまった1日。
これから、どう形にすればいいか、アトリエで更に混沌としそうな予感。








2022-01-10

ふと、時を忘れてしまう。

意識が遠く高いところまで飛んで、はっと我に返ると、赤坂に座ってた。
そんな素敵で濃密な夜。裕姐さんのバースデイライブを拝見。

また、この4人が紡ぎ出すサウンドが、もの凄く、カッコイイ。
まるで魔法使いみたい。

天使かも知れない・・・いや、悪魔かも。痺れたし。


ん・・・心から褒めたい時って、うまくいかんね。






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工作の手を休めて、久しぶりに油絵を描く。
やっぱり、いいなぁ・・・絵具って。

どんな大きさにも変形できるし、なにより重力がない。

う〜ん・・・

立体も、このまま続けよう。
絵のヒントが、あちこちに転がってそうだ。






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何度もスケッチしながら、ようやく塔の町が少し見えてきた。

当初は、畑や家畜舎、発電所や貯水池、焼却所まで配置してた。
でも・・・そういうの、止めにした。

そういうんじゃない、と思った。

どうやって暮らしてるの?と気にされたら、そのセカイは失敗だろね。
あぁ、暮らしてますねぇ・・・がいい。


どうせ、これも立体でコツコツ作るんでしょうね。






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鑿(のみ)を手に入れたので、木をゴリゴリ削っている。

灯台守の小屋も、地面を削ってからのせると、しっくりくる。
鑿の有難さを、ひしひしと感じている。

・・・ん、細部に凝り始めると、これキリがないぞ。
目的は、ジオラマ模型作りじゃないし。


と、言いつつ、年末からずっとこればかり。






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娘は、朝起きるのが遅い。
いつまでも布団にくるまっていたいタイプだ。

皆の朝食が終わった頃に、のそのそと起きて、もそもそ食べ始める。

〜 〜 〜 〜 〜

スケッチブックに、塔の町と灯台のセカイを、日々描き溜めている。
そのなかに、ふと出てきてしまう。

違うんだけどな・・・