Dec 2021

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ガラクタを寄せ集めて、灯台作りを始める。

灯内に螺旋状の書庫とパイプオルガンが必要なのだけど、違うな・・・
造形欲が先走って、小型のヘンテコな灯台になりそう。

設計図がキライなので、いつも予定通りに進まない。


・・・ま、いいや。

何台か作っていけば、そのうち理想の灯台に近づくでしょう。






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ここに住みたい・・・という単純な気持ちで、前に作った立体

きっと箱庭のような感じなんだろう。
そこを、もっと詳しく根掘り葉掘り探求したくなってきた。

町を大きくして、いろんな人物を住まわせよう。
独特で変な人達がうじゃうじゃ暮らす、素敵な魔の城。


そして少し離れた海原に、ぽつんと灯台がある。
僕はここに引越しをする。

灯台という箱庭も、克明に絵画化したり立体化しよう。






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ここで絵を展示したら、どうなるかなぁ・・・

湧き上がる妄想と、現実とを天秤に。黄色信号が点滅、難しいのかな。


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頭を垂れたまま渋谷へ赴き、友人の演出家さんの舞台を拝見。良い空間。
ぼんやり眺めていると、ある場面で不意に目頭がぐ〜っと熱くなる。

あ・・・やっぱり、展示やろうかなと。

こういうのも、タイミングと気の流れだから。






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夜中に落書きなどしながら、ぼんやり考え事していると・・・
突然なにか降ってきて、とある世界がど〜っと湧き出してきた。

なんだろ・・・

これは個展とかいろいろ表現しないと、溢れてしまうボリュームだ。
参ったな、どうしよう。


夕方この絵を描いてる時は、し〜ん・・と静かだったのに。






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パパ・・・、昨日まであったバナナどこ?
朝食の時に言われて、いや・・その、用事があって・・・

陽がうまく差し込むタイミングを待って、水彩で仕上げる。
食べるのは、明日以降だ。

〜 〜 〜 〜 〜

今年も、手描きのカレンダー。
よろしければ、個人でお使いください。

calendar2022-1'calendar2022-2'calendar2022-3'calendar2022-4'











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クロスロードに乗って、東京を転々とする。

昼、早稲田で何気なく入った小汚い店。客も店員も皆中国人という奇跡。
日本に寄せる気ゼロの味付けが、どうも美味い。

choosy'で店内画の交換。久しぶりで落ち着く・・・坊主やめよかな。
四ツ谷で打ち合わせをしてから、あい・ぽーと麹町にも立ち寄る。


ついでに、近くでやってた二木あいさんの写真展を、ふらり覗いてみる。

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これは・・・驚いた。ため息が出てしまう。

余計なものが一切ない、ピュアな表現空間。
後頭部をぱかーんと殴られたような、清々しい気持ちで帰路につく。

こういう展示が、したい。







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次男のパーカーは、僕の手描き仕様。

胴の長い犬が、ぐる〜っと一周してるデザイン。これを毎日着て学校へ。
ゆえに、洗濯してないのだ。なんか気の毒なので、2着目を。

まあ・・・ぐる〜っとタマゴ。
布用絵具を使ってるけど、やはり布なので5回塗りは必要。肩がコル。

「俺も描いてもらおっかなぁ」と学校の友人達から言われてるらしい。


やだよ。




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リンゴを描こうとして。
でも、やっぱり違うなぁと潰しにかかって・・・

ふと、何気に筆を止めたら、ん・・完成だろコレ?ともう一人の声。

ー でも潰しただけで、まだ何も描き入れてないですよ。
ー だから余計なことすな、盆暗。


こういう、問答が日々繰り返されている。





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坊主頭になって久しい。

利点は、髪を洗うのが簡単。風が吹いても一切乱れない。
じょりじょりしてて、気持ち良いと云われる。

難点は、たまに住職と勘違いされる。
隣席に座ってくるのが、男ばかり。


以前お世話になってた早稲田のヘアサロン。故に同じ絵が掛けっぱなし。

新しくしよう。








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懲りずに、絵具と戯れてる。

画布がどうなっていくのか、毎度のことだけど・・・わからない。
そこにイラついたり、怖くなったり。でもたまに、楽しくなったりする。

わからないことが楽しいって、ちょっとどうかしてる。


この写真を見つつ・・・いやもっとわからなくてもイイんじゃないか、と。

なんだ、もうひとりの自分は。自由なヤツめ。






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自分らしさ、という厄介なコトバがある。

残念ながら、僕は自分のことが未だによくわからない。
「らしさ」を意識すると、たぶんこんな感じで小さく収まっちゃう傾向。

それもまた、僕らしいとか言われそうだけど・・・


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反対に、こんな感じの「らしさ」もあるね。
間抜けだけど、手は動いてる。どちらかと云えば、こっちに近いかな。


ん・・・

でも無心でいれたら、画家は1枚目の方だね。