2022/12/22 Thu
カウンターに座って、ウイスキーを注文。
静かにゆっくり舐めていると、隣席に人がスッと腰を降ろす。
「実は、こういうことがありまして・・」と、徐に長い話を語り始める。
僕にとって読書って、こんな感じだ。
相手が英国貴族の執事だったり、南米の村人だったり、第2次大戦中の
亡命者だったり、明治時代の学生だったり・・・
へ〜・・なるほど。そうだったんですか。と相槌打ってるだけで面白い。
だって、しゃべりがホント、巧いんだもの。
誇張や多少の嘘はあるでしょう。でも話を聞いてるこの時間は、現実だ。
話し相手になってくれる絵、というのもいいね。ぜひ描きたい。
2022/12/17 Sat
自転車をのんびり漕いで、樹ガーデンへ。
会長と社長にお会いして、ゆっくりとお話し。
お店のことから、社会のこと絵のこと更に宇宙のことまで、話は尽きない。
VIPルームにて、河豚の唐揚げ・クラムチャウダー・和牛ステーキ...etc
ブルゴーニュのオート・コート・ド・ニュイ。なんと幸せな・・・
このカフェレストランが閉鎖になるのは、鎌倉市の大きな損失だね。
市民や客層から、いろいろと動きも出てるらしい。
時間はかかろうと、良き方向へと進んでいくことに多いに期待。
アトリエに戻ってから、鉛筆でいろいろと構想を練る。
心なしか、線の動きが滑らか。
もっと社会の役に立ちたいなと、ほろ酔いのクセに意気込む画家、ここに。
2022/12/10 Sat
「ぴょ〜ん」は毎回、チビーズ達の飛ぶ姿がおっかしくて、笑ってしまう。
心がキレイだから、部屋の空気が澄んでるのね。4回公演も無事終了。
それから電車に乗って西荻窪へ。電車内の空気の、また淀んでることw
ただあやのさんの個展を拝見。
昔、個展でお会いした時は学生さんだったけど、もはや立派な画家。
心の内側を、丁寧に、そして静かに表現している姿に、大きな拍手。
嬉しいね・・・
中野の乱雑した飲屋街、煙モクモクのやきとん屋で独り呑み。
カウンターで、ふと・・・「山月記」を回想。そそくさと席を立つ。
アトリエに戻ってから、夜中までこてこて描き続ける。
虎になっちゃ、おしまいよ。
2022/12/07 Wed
久しぶりにあい・ぽーとコンサート。麹町と外苑前で2ステージ。
やはり皆で協力してイベントするのっていいなぁ・・・、と改めて実感。
おそらく何処もデジタルまみれだろうから、今回は全てアナログにした。
「ぴょ〜ん」も「おばあさんのスープ」でのライブペインティングも、
予想以上の子ども達の食いつき。これは作った甲斐がある。
賑やかでごちゃごちゃ。まるでエミール・クストリッツァの映画のよう。
・・・いいね。
2022/12/03 Sat
のびのびした絵を描きたいなぁ、という想いが常にある。
余計な色彩や手数は、少なければ少ないほど、いい。
絵も音楽も物語も。人間もね。
ただ、うっかりしてると筆というものは、すぐ饒舌になる。
いかんいかん・・・
ここは気合入れて、のんびり行こう。
2022/12/01 Thu
アトリエの整理がてら、ラック収納の作品群を引っ張り出す。
お、懐かしいなと思ったり。なんじゃこりゃ、と呆れたり。
基本、昔の絵は触らない方が良い。
でも惜しい作品は、ちょっと筆を入れるだけで俄然良くなったりもする。
入れるか踏み留まるか、そのさじ加減が実に難しいのだ。
まあ・・・大体いつも、入れちゃうんだけどさ。
これもクセだ。