2022/11/28 Mon
赤って、実はそんなに使わない。
パレットにも普段あまりのせてない色だ。
でも不思議と、使う時は赤だけをどばっと使ってしまうクセがある。
ごく稀にケバブサンドが無性に食べたくなる時があるけど、それに近い。
マヨとハリッサをたっぷりかけて、無心にかぶりつく感じ。
あぁ〜、こんな美味いもん、他にないわ・・・
あるけどね。
とにかく赤には、そういうヘンな魅力と魔力がある。
2022/11/26 Sat
大きい絵本を作成する時は、全ページ描いてから最後に綴じよう。
・・・これを作り終えてから、そう固く心に誓う。
人類は、何故か同じ過ちを繰り返すのだ。
気を取り直して、全体をニスでコーティング。放置したまま乾かす。
2回目のニス。そして乾かす・・・
待ち時間の読書が、もう捗ってしょうがない。
2022/11/20 Sun
この、自分の飽きっぽい性格。
ずっと短所だと思ってたけど、いや・・・意外と武器なのかなと。
・・・いや、そう思い込む図々しさが出てきただけかも。
まあ、どっちでもいいね。
描いてる瞬間が楽しければ。
2022/11/19 Sat
アクリル絵具は、下地に使っている。イベントや壁画でもよく使うね。
チューブだと小さいので、いつも詰替用シャンプーのような大サイズ。
遠くからだと、なんだか人影に見えるな・・・
仕事帰りで疲れた人々。スーツもヨレヨレだ。
絵具が少なくなると、ぺたっと地面に倒れる。かなり呑んどるね。
堅気なボディビルダーのような、ペインティングオイル。
緑の水差しは、遅い塾帰りの青年かな。何か悩みでも抱えてそうだ。
『新橋駅で終電を待つ人々』
2022/11/14 Mon
長引いてたカレンダーも、ようやく頂上が見えてきた。
細かいところを加筆・研磨していると、あっという間に日が暮れる。
いまや、AIでイラストが描けるくらいテクノロジーが進歩している。
読み込ませるデータ量と処理精度と質が、まだ心許ないけどね。
でももし自分の分身が描いてくれたら、これは速いだろうな・・・
AIの精度を上げるために、僕の色彩や筆跡、画面構成や線の揺らぎなどを
読み込ませる。膨大な量の新作を描いて、心情の変化まで全部覚えさせる。
そしてヨボヨボの白髪爺さんになった頃、ようやく僕そっくりのAIが完成。
よし、これで仕事の効率が格段にアップじゃ・・・
2022/11/10 Thu
カレンダーの下描きを終えてから、アトリエへ。
「ぴょ〜ん」という絵本を元に、今まで投影画像を幾つか作ってきたけど、
実際に絵本にしちゃおうと。そうすれば、毎日あい・ぽーとでも使えるし。
久しぶりに、コラージュ(切貼り絵)で。
ちょきちょきペタペタやってると、なんか気分が良い。
まるで幼稚園の頃に戻ったような・・・
今度の個展でも、少しやってみようかな。
2022/11/08 Tue
ん?・・・てなるね、この大きさは。
表紙カバーも新調。仕上げにニス塗装して、ようやく完成。
まあ、ここまでやらなくてもいいんだけどさ。これも僕のクセ。
さて次は、急いでカレンダー作り。もう入稿まで時間がない。
この2週間、全く何もアイデアが出てこなくてキツかったけど、
たぶん、今なら描けそうな気がしてる。
気がしさえすれば、もう充分なのだ。
2022/11/07 Mon
外苑西通り、落ち着いた場所にぽつんと佇むギャラリー。
嫁さんと散歩しながら、ゆっくり内見。
古い家屋なので、少し歪んだりしてるのが、何とも言えず良い感じ。
空間に良い気が漂ってる。こういうのって、足を運ばないと判らない。
1Fと2Fを合わせると、いろいろ出来そうだ。
よし、ここで個展やろう。春くらいに。
2022/11/03 Thu
アレもコレも。宿題がどんどん増えてきた。
いや、でもまだ大丈夫だろう・・・
とギリギリまで粘っちゃうのが、僕の悪いクセ。
あの、そろそろヤバイですぜ兄貴、と小人らしき声が聞こえる。
わかった。・・・でも、もうちょっと追い込んでみようか。