Jan 2023

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大型2枚はさておき、個展自体のテーマが何も浮かばないまま2ヶ月経ち、
やっぱ無理かなぁと思ってたところに、ふと・・・

うん・・・、これはイケるかも知れない。


GEN氏に相談する前に、サイズや枚数など大まかな流れを整理しながら、
見取り図に強気で配置していく。まず、こちらが王様にならないとね。

近頃、スケッチブックには絵じゃなくて「言葉」が記してある。







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コパフィールドは、苦難と波乱に満ちた子ども時代を経て、今は青年となり
ローマ法博士会で無事仕事を始める。ホント、一時はハラハラしたよ。

物語の中盤とはいえ、まあ次から次へと展開していく。
憎らしい者、愛おしい人、おかしな連中。人物の多彩さも事欠かない。

若者の、不安を抱きながらも前途洋々な感じ・・・とてもいいね。


僕はといえば、先刻まで友人と居酒屋を三軒はしごして、ほろ酔いの状態。
今はアトリエでひとり、目の前の妄想と戯れてる始末。

始末というか・・・いや、こういうひと時もまた、いいよ。







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外国文学を幾つか読みながら、ふと気になったのが、翻訳の差異。
名作ともなると、訳者違いで3〜5冊は出版されてる。

好きなあの場面をかじりたいな、と本屋で立ち読みすると「?」となる。
訳が違うと、まあこんなにも印象が変わる。もはや別の作品のよう。

困ったね・・・下手したら、原文よりも良い文章とか有りえそう。
まあ、絵の画集ですら全然印象が変わるからね。


GEN氏は相変わらず課題をこつこつと。僕は口出しせずに、眺めてる。







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胡座をかきながら出した課題を、無言で描き進めてるGEN氏。

今のところ、ちゃんと課題に添っててエライ。
でもこれは結構難しい作品。ぜひとも最後まで頑張って欲しいね。


・・・誰に話してるんだ。







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その後も、ディケンズ熱は覚めやらず・・・

「二都物語」から「大いなる遺産」「オリヴァー・ツイスト」と進んで
今は「デイヴィッド・コパフィールド」

なんか、どれも底抜けに面白く感じる。


さて、アトリエでの長い長い胡座時間も、ようやくひと段落。
先刻から筆を動かし始める。

あとはGEN氏に任せることにしよう。







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久しぶりにMZESへ行き、裕姐さんのバースデーライブ。

今まで以上に毎日の演奏が楽しいらしく、瑞々しさが全面に溢れ出てる。
29歳と仰っていたけど、叩く姿はホントそう見える。・・・凄いね。

喬太郎師匠の枕でのコロッケそばが、抱腹絶倒。今度食べよう。


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アリスっぽい感じで始めたら、なんか愉快なのが出来た。

たまに細筆で超小型サイズを描くのも、ワリと楽しい。







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このところ、アトリエで胡座をかいて、あることに専念している。

描きたいものを頭に思い描いて、それを絵に描く。という方法だ。
・・・たぶん、今更なにを言ってるのかさっぱりでしょう。

行き当たりばったりの感覚だけで描いてきた僕には、逆に新しいのだ。

補足すると、課題を出すのは僕で、描くのはもうひとりのGEN氏。


・・・たぶん、もっとなにを言ってるのかさっぱりでしょう。

いいんです。