Jul 2020

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絵コンテのようなものが出来たら、次は素材作り。
これがまた、ちまちまして実にメンドクサイ。手だけ動かしアタマお留守な工程。

両耳が空いてるので、ヘッドフォンしながら落語。最近聴き始めている。

志ん朝、圓生、談志・・・

落語って、なんかすごいね。
映像と情景がふわ〜っと浮かんでくる。


・・・オメェさん、ちょいと筆が止まっとるよ

そういう時は、逆に噺家さんに拍手送るようにしている。






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久しぶりにギャラリー巡り。
折り紙でいろんなヘンな顔。松尾貴史さんの不思議な手のクセが、いい感じ。


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ぐ〜っと西の方へ移動して、ただあやのさんの展示。
絵も立体も、ヘンテコな芽がどんどん出て来てる感じがして、なんか嬉しくなった。


ぼんやり過ごしてる、ここ数ヶ月。
そろそろ、また僕も展示に向けて動こうかな・・・と。

帰りは、やや千鳥足で。






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何も考えずに筆を進めると、グリーンの幾何学模様に・・・
なんか細胞みたいだ。ミクロの世界。

床に置いてみると、上空から眺める田園風景のようにも見えてくる。
しばし鳥になった気分。


こういう風に眼で遊んでると、ちっとも筆が進まない。







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今まで、はたけやま裕さんとやってきた活動を、改めて始動することに。
ひとつ名前を与えてみると、なんか・・・ストンと座りが良くなった。

「来月、オトガタリあります」とか、さらっと言えるようになりたい。
「次のオトガタリ、いつだろう?」とも、言われたい。


いまだに、諸々難しい時期ですが、来月やります。

JZBrat sound of Tokyo





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アトリエでは、静かに読書。今は森鴎外に傾倒している。
ずっと一昔前の日本ばかり。明治・大正・昭和初期の世。どうしてだろう・・・

栞を挟んで、頭をぽりぽり。それから筆とナイフで、少しチロチロと。

で、次の章を読み進める。



行間で紡がれる絵画。

進みは、驚くほどトロい。






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こういう処に、しばらく暮らしてみたい。

昇降は、たぶんよじ登っていくので、かなりの筋トレだ。
スーパーに買物行くだけで、すぐバテそう。

そのうちいろいろ面倒になってきて、もう上に居るだけの老人画家に・・・


絵は、きっとたくさん描くと思う。
そして個展会場も、ここだろう。

個展の告知は、上から伝書鳩。あと紙飛行機。






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ツンと突ついたら、コロコロと転がって面白くなりそうな、午後。

でもなぁ・・・と頭の後ろで手を組み。
ゴロンと寝転ぶ。

いや待てよ・・・と起き上がってチロチロと塗る。

で、またゴロン。
深くため息・・・


傍目からはたぶん、激しい筋トレしてるヒトだと。





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ちょうど10年前の写真。
友人のアパートを借りて、個展に向けてせっせと描いてた日だ。

生まれたばかりの病弱な次男が入院してたり、いろいろメチャクチャだった。
やむなく連れてきた長男も、勝手に落書きしとるし。

でも写真は静か。そこがいい。

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一昨日、彼の新しい靴を買ったのだが、サイズがもう僕よりも大きかった・・・

早ぐねが。