Feb 2017

P1220978

 人間というのものは、かわいそうなものです。
 絵なんてものは、やっているときはけっこうむずかしいが、
 でき上がったものは大概アホらしい。

 どんな価値があるのかと思います。
 しかし人は、その価値を信じようとする。
 あんなものを信じなければならぬとは、人間はかわいそうなものです。   ( 熊谷守一)



アトリエの近くに図書館があって、筆休めに松葉杖でひょこひょこ立ち寄る。
どうも図書館は眠くなる。閲覧室でウトウト・・・眠気覚ましに単行本を手にとってぱらぱら。

そして、この文章。笑ってしまうほど、核心を突いてる。好きだなぁ・・この画伯。









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この100号は、ホントに長い。今までで最長かも知れない。

紆余曲折を絵に描いたような絵だ。でも画面はシンプルになってきた。

寂しくて涼しくて、光の温かい、遠い旅路。
つまるところ、きっと僕はそういう世界が好きなんだろうな。








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色を塗っているわけだけど、何処に何の色をどのくらい塗るか、という選択は
毎回毎回、一体どうやって行われてるのだろう。

自分でもよくわからない。

この、よくわからないという状況。歳を重ねるごとに、いいなと思う。